瞳モーフの作り方(頂点モーフ・UVモーフ)

瞳テクスチャの作り方をアップした際に、瞳のモーフの作り方を教えてほしいというリクエストがあったので、当方の簡単な作成方法をまとめます
PMXエディタ上のみで作成する方法になります

使用するプラグイン
・材質複製プラグイン(材質を右クリックして「材質パーツの複製」でもOK)
・UVエディタプラグイン

になります

■瞳モーフ(頂点モーフ)の作成方法
瞳のテクスチャはそのままに、上から違う図形を表示する場合に作っています(例、ハート目等)
今回は星目(しいたけ目)を作ります

瞳材質を絞り込み、材質タブで瞳を選択→材質複製

瞳_copyという名前の材質が新しく出来ました

コピーした材質のテクスチャを星(しいたけ)を書いたテクスチャに変更、UVプラグインの移動や拡大縮小でいい感じにUVを変更します、UVを動かしたら「本体へモデル送信」ボタンを押すとモデルのテクスチャが動いているはずです

このままだと瞳材質と重なってちらつくので、「動」ボタンから「法線」タブ、法線軸の数値を0.01と入れて、星目の材質を少しだけ浮かせます

さらに通常時には隠れるように、白目材質の裏側に移動させます
「動」ボタンから「値指定」タブ→移動の三番目(Z軸)に0.4(モデルによって調整して下さい)と入力、移動ボタンを押すと材質が後ろに移動します

モーフの作成に入ります
モーフタブから右クリック→新規モーフ→頂点/UV

小窓が出るモーフ作成画面に切り替わります
後ろに0.4下げた材質を前に出すために、先程の数値の反対、-0.4と入力、前に移動させます

反映ボタンを押し、小窓のモデルのモーフが動いているか確認します。
問題がなければ「追加」ボタンを押します
モーフ編集ウィンドゥをXで閉じれば通常編集画面に戻ります

「新規モーフ」という名前で新しいモーフが追加されているはずなので、任意の名前に変更します
最後にTransformViewでモーフが追加されたか確認します

■UVモーフの作成方法
瞳が赤い別のテクスチャに変わったりするモーフです。服の模様や令呪の使用モーフ等でも使用しています

図のような、異なった模様のテクスチャを横に並べます
既存の瞳材質にこのテクスチャを適用します

既存の瞳材質に適用すると、今までの材質と形が異なるものがテクスチャに反映されたのでUVが盛大に歪みます、びっくりしてください

UVエディタでいい感じにUVを直して下さい。気合で
1からモデルを作る際に最初からテクスチャを横長に作る等をしておけば歪まないのでこの工程はいりません

瞳のテクスチャをいい感じに整えたら、そのまま横にスライドして、赤目になるようにUVの位置を調整してください
UVモーフタブに切り替え、反映ボタンを押すと左から右にUVが移動する動きが見れるはずです
いい感じになったら「新規追加」ボタンを押します

モーフタブに「新規UVモーフ」という名前で追加登録されているはずです
任意の名前に変えてTransformViewで確認してください

UVモーフは途中で止めるとおかしなことになることが多いので、必ず0か1で確認して下さい

最後に「表示」タブから表情項目を選ぶと、右側のプルダウンの「モーフ」に表示枠に未登録の新しく作った表情が出てくるので追加ボタンで追加

以上です
ざっくりとした作り方ですが、お役に立てたら嬉しいです